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もの忘れ簡易スクリーニング検査

日本認知症予防学会が推奨する神経心理学検査

【スクリーニングに用いられる検査】

①ミニメンタル・ステート検査(MMSE)
認知機能のスクリーニングテストとして、広く世界中で使用されており、記録用紙、呼称のための物品2個、解読用短文カード、描写見本があれば施行できます。見当識(時間、場所)、記憶(単語直後再生、再想起)、注意(単純な計算:serial7’s)、言語(呼称、復唱、指示理解、読解、書字)、描写の項目から構成されています。ごく軽度の認知機能障害に対して計測に限界があるといわれます。得点は30点満点であり、カットオフ点は23点(以下)と提唱されています。
 
➁長谷川式簡易認知機能評価スケール(HDS-R)
HDS-Rは日本で考案された認知機能障害の評価スケールです。記録用紙と呼称のための物品5個があれば施行できます。見当識(自己、時間、場所)、記憶(単語直後再生、再想起、5物品の視覚記銘)、注意(serial7’s、数の逆唱)、言語(語想起)の項目で構成されており30点満点でカットオフ値は20点(以下)とされています。
 
➂もの忘れ簡易スクリーニング検査
簡便かつ時間をかけずに認知症をスクリーニングすることができます。また、点数が良くなかった検査項目によって、脳の障害部位をある程度推定することができる点も特徴の1つです。記録用紙があれば施行できます。見当識(時間)、記憶(単語直後再生、再想起)、描写(立方体図形)の項目から構成されています。15点満点でカットオフ値は12点(以下)とされています。
 
※便宜的に記憶(単語直後再生、再想起)と描写(立方体図形)の項目は、単語選択2題(即時再生、遅延再生)、空間認知2題(立方体、三角柱の図形選択)を代用しても良い。
即時再生、遅延再生の項目では植物・動物・乗り物それぞれ3つ、計9つの中から選択する。即時再生で正解を選んだ場合1点加算、不正解は0点とする。遅延再生は正解を選んだ場合2点加算、不正解は0点とする。図形選択の項目では1つの図形を異なった角度から見た図形1つと、違う図形4つの計5つの図形から正解を選んだ場合1点加算、不正解は0点とする。

以下シートがご確認いただけます。

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一般社団法人日本認知症予防学会

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E-Mail:jsdp@ninchishou.jp

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